スポーツの動作のほとんどは、いくつかの関節運動が組み合わさったものです。
このページでは、関節運動とスポーツ動作の関係について説明していきます♪
前述にもあるように、スポーツ動作は複雑な関節運動の組み合わせからなっています。
例えば、投球動作。
肩と肘に限定しても、肘を高く上げるときは「肩が外転および外旋し、肘は屈曲する」という動きになります。
しかしながら、スポーツでは複雑な動作の組み合わせを、短時間のうちに、滑らかに、かつ力強く行うことが求められます。
そこで、そのような複雑な動作をまとめるために、スポーツの現場では、「軸」などの用語が用いられています。
バット・スウィングにおける「中心軸」やランニングにおける「二軸法」、またゴルフ・スウィングにおける「回転運動」などは、いずれも複雑な動作の組み合わせを
まとめる ための感覚的な表現といえます。
1つの関節運動が不十分でも、他の動きで代償できることもあります。
(代償動作)
そして、それが「人の個性」となっていることも多々あるようです。
特定の関節運動、例えば、投球動作においては「肩の内旋と肘の伸展」に荷重な負担が掛かると、スポーツ障害を引き起こしやすくなります。
野球選手などが、これに該当します。
障害を起こした場合は、関節運動に分解して考えと自体を把握しやすいといえます。
特に「中心軸」「二軸」「回転」などをイメージすると良いでしょう。
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