私たちは1つの運動をするにしても、様々な関節運動をしています。
このページでは、関節運動には、どのような動きがあり、どのような役目を果たしているのか?を説明していきます。
腕や足を曲げ伸ばしたり、回したりする運動は、関節を中心として行われ
「内転」あるいは「外旋」など、それぞれの動きに呼び方がつけられています。
関節運動に関与する筋肉と働きを知ることにより、筋トレで鍛える筋肉を意識することができ、より効果的な筋トレを実践することができます。
関節運動には、下記のような種類があります。
※関節には、肩のように様々な運動ができる関節と指の関節のように運動
が限られる関節があります。
日常生活の様々な動作やスポーツ動作など、ほとんどの動きは、1つの関節運動だけでなく、いくつかの関節運動が組み合わさっています。
筋トレを行う場合、どの関節が、どのような運動を行うとき、どの筋肉が働くかを理解してから行うと良いでしょう。
関節運動をよく理解することで、アンバランスな関節運動から身についてしまう悪い癖やスポーツ障害を予防することができます。
また、関節・筋肉の動きを理解することにより、代償動作を防ぐこともできます。
1つの関節運動が不十分でも他の運動で代償できます。
これを、代償動作といいます。
「代償動作」のページでは、「代償動作は鍛えるべき筋肉が鍛えれない」
とデメリットばかりを述べていましたが、上記にもあるようにメリットもあります。
代償動作は、ある部位を怪我したり、高齢である動きが不自由になっていたりする場合に、他の関節運動で補える、ということで便利であるともいえます♪
ただし、スポーツ選手では、本来使うべき関節運動を使わないことにもなることを忘れてはいけません。
特にジュニア期では十分注意した方が良いでしょう。
このような筋肉と関節運動の関係を理解することを目的とするなら、ジュニア期に筋力トレーニングを行うのも良いと思います。
・1つの動作でも様々な関節運動が行われている
・どの運動で、どの関節・筋肉が動くかを理解することで、悪い癖や
スポーツ障害を予防することができる。
・1つの関節動作が不十分でも代償動作で補えることができる。
ただし、代償動作のメリット、デメリットを良く理解しておくこと。
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