陸上競技、サッカー、野球、バレーボールなど、様々なスポーツ競技がある中で、”その競技毎に発揮される筋パワーを高める”には、目的とする動作に類似したトレーニング条件を設定することが重要となります。
例えば、
短距離走者が足の筋パワーを高めたいという場合は、走る動作に類似した
条件でトレーニングを行うことが基本になります。
このようにトレーニングを行うに当たっては、
目的を明確にし、その目的に応じたトレーニング条件を設定する
ことが必要です。
そのとき考慮する筋トレ5大要素は下記のとおりとなります。
- 負荷強度
- 反復回数
- インターバル時間
- 筋トレ容量
- 筋トレ頻度
実際のトレーニングでは、「筋の肥大を抑えて筋力のみ高めたい」という場合は「高強度、低回数、長インターバル」で筋トレを実施し、それに対して、「筋肥大を主目的にする」場合は、「中強度、中回数、短インターバル」でトレーニングを実施するのが原則となります。
また、「筋持久力」を目的とする場合は「低強度、高回数、短インターバル」で行うことが原則になります。
トレーニング内容を考慮する場合には「どの程度の重さで、トレーニングするか?」「連続して何回するか?」「セット間にどれだけ休息するか?」「1週間に何日トレーニングするか?」
つまり、先に述べた筋トレ5大要素を目的に応じて設定することが重要となります。
⇒筋トレ毎の目的と負荷設定の目安一覧表はこちら♪
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