■筋トレ毎の目的と負荷設定の目安
トレーニングの目的 | 負荷強度 | 反復回数 | セット数 | インターバル | 週頻度 |
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最大筋力の増加 ・高強度 ・低回数 ・長インターバル |
90〜100% 1RM (≒1〜3RM) |
1〜3回 |
3〜5セット 大筋群は筋肉が大きく疲労しにくい為、1回のトレーニング量 (セット数)を多めに設定する。 |
3分以上 前セットの疲労が十分に回復するまでインターバルをとる |
大筋群は少な目:週1〜2日 スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなど負荷を加える筋肉は大きく、超回復に時間がかかる為、頻度は少なくする。 小筋群は多め:週2〜3日 バーベルカール、トライセップスエクステンション、リストカールなどで負荷を加える筋肉は小さく、超回復も早い為、頻度は多めに設定する |
筋肥大&筋力増加 ・中強度 ・中回数 ・短インターバル |
75〜85% 1RM (≒6〜12RM) |
6〜12回 | 1分以内 前のセット疲労が完全に回復する前に次のセットに移行する |
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筋持久力の増加 ・低強度 ・高回数 |
30〜60% 1RM (≒20〜50RM) |
20〜50回 | 2〜3セット OR 任意のセット数 スポーツ選手の場合、実際の競技の形式に合わせてセット数 を設定した方が良い場合もある。 |
1〜2分 OR 競技に合わせて スポーツ選手の場合、実際の競技の形式に合わせてセット数を設定しても可 |
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筋パワー&スピード&筋力増加 ・低強度 ・高速度 |
30〜60% 1RM (≒20〜50RM) |
任意の回数 ※最大速度にて実施 |
3分程度 スポーツ選手の場合、実際の競技の形式に合わせてセット数を設定しても可 |
■1RM(レペティション・マキシム)とは?
1RMとは、あるウェイトトレーニングをおこなったとき、「限界ぎりぎりで1回反復できる強度」のことをいいます。
つまり最高拳上重量のことで、動的最大筋力の指標に用いられます。
同じように10RMとは、「限界ぎりぎり10回反復できる強度」のことをいいます。
おおよそ「1RMの70〜80%」の強度に相当すると考えられています。