与えられた「刺激」に応じて、筋肉は適応します。
つまり、筋トレによって与えられた刺激、すなわち「強度や反復回数」などが異なれば、得られる効果も異なります。
これを「筋トレ効果の特異性」といいます。
筋トレを進める上で第一に目標を明確にして、それに見合う筋トレ条件を設定することが重要です。
実際に筋トレを行うときには
- 筋収縮様式(負荷様式)
- 関節角度(動作姿勢、動作方向)
- 筋収縮速度(動作スピード)
などを考慮し、筋トレの目的に最適な
- 負荷の強さ
- 反復回数(刺激時間)
- 筋トレ容量(セット数)
- セット間インターバル時間(刺激密度)
などの諸条件を設定することが重要です。
そして、各スポーツによって特有の力の出し方があるので、それに応じて筋トレ内容を変えることが重要になります。
スポーツにはそれぞれ「最大筋力」が要求される種目もあれば「筋持久力」が要求される競技もあります。
また、「最大筋パワー」が求められるスポーツといっても、それが「スピードの要素が強いパワーなのか」それとも「力の要素が強いパワーなのか」によっても変わります。
そこで、「筋力をつけたい」「筋肉を太くしたい」「筋持久力をつけたい」など、その競技の目的に応じて筋トレ条件を設定することが必要になります。
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