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筋肉の種類は多種多様です。
このページでは、私たちの体に、どのような筋肉があり、どのように働いているのか?を説明していきます。
骨と骨のつながる部分を関節といい、それは靭帯でつながれています。
筋肉は腱につながれており、関節を挟んで両側の骨についています。
筋肉は脳から命令を受けると収縮するか弛緩(ゆるむ)します。筋肉が収縮すると骨が動かされ、関節の角度が変わります。
これが、筋肉が体を動かす仕組みです。
筋肉が自分から伸びることはありません。反対側の筋肉が収縮したり、外から伸ばされることにより、追従して伸びる場合が殆どです。
脳からの指令で収縮する筋肉、すなわち運動を起こすための筋肉を「骨格筋」といいます。
骨格筋は糸状の筋線維の集合体からなり、体の部位に応じて様々な形をしています。
その種類は大きく分けて下記2種類に分類されます。
表. 骨格筋の種類と特徴
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羽状筋 |
紡錘状筋 |
筋繊維 |
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収
縮時 |
通常 |
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収縮 |
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特徴 |
羽のような状態で筋繊維が筋全体の方向に対して斜めになっている
収縮幅:小
収縮強さ:大 |
筋繊維が並行に並んでいる
収縮幅:中
収縮強さ:中 |
筋力の強さは筋全体の太さに比例するが、羽状筋は筋線維が筋全体の方向に対して斜めになっているため、筋線維自体の断面積が見かけ上の断面積より広くなります。
つまり、羽状筋はみかけ上の太さの割に力が強いということ♪
この、筋肉の見かけ上の太さのことを「解剖的断面積」といい線維自体の断面積のことを「生理的断面積」といいます♪
下腿三頭筋や大腿直筋は解剖学断面積よりも生理的断面積が大きい羽状筋の代表例であると言えます♪
ただし、羽状筋の筋全体が収縮する長さは筋線維自体が収縮した長さよりも短くなります。
また、羽状筋で筋全体に対する筋線維の角度を羽状角といいます。
羽状角が大きくなりすぎると、筋線維が発揮する力の割に筋力としては小さくなる場合もあるので、要注意です!
骨格筋とは反対に、自分の意思で動かすことのできない筋肉もあります。
それは下記2種類
これらは不随意筋と呼ばれています。
ちなみに、骨格筋は随意筋と呼ばれています。
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