最大筋力とは、その人にとって「1度しか持ち上げることができない重さ」のことをいいます。
このページでは、最大筋力について説明していきます♪
専門的には「最大反復回数(レペティション・マキシマム=MR)の1回の重さ」ということで、その重さを「1RM」と表しています。
例えば、1回で持ち上げられる限界が100kgである場合「1rmは100kg」ということになります。
「最大筋力」は主に下記3つの要因で決まると言われています。
- 筋の横断面積
- 筋繊維の動員率
- 白筋繊維(速筋繊維)の比率
1.最大筋力は、筋肉量ではなく、筋の断面積に比例します。
筋断面積 |
大 |
小 |
筋力大 |
筋力小 |
|
2.筋は多くの運動単位から構成されていますが、筋力を発揮するときに全ての運動単位が動員されるわけではなく、そのうちの数十%が動員されています。 運動単位の動員率を高めること、運動単位ごとの収縮のタイミングを合わせることで最大筋力はアップします。
3.筋繊維には白筋繊維と赤筋繊維があります。
白筋繊維は赤筋繊維に比べ強い力を発揮できるので、筋の中に占める白筋繊維の比率が高い方が筋力は高くなります。
|