関節角度と可動域〜筋トレ大学

 
関節角度と可動域

可動域
あまり聞きなれない言葉ですよね(笑)

可動域とは、屈伸運動や体をひねる動作を行った際、この関節が最大限に動く範囲のことを言います。

このページでは、この「可動域」について説明していきます♪

可動域

運動は脳からの指令により筋肉が収縮し、骨が動かされ関節角度を変えることで、起こる現象です。

屈伸運動や体をひねる動作を行った際、この関節が最大限に動く範囲を
「可動域」といいます。

私たちの体の様々な関節は、個人差はあるものの、構造毎に可動域が決まっています。
膝関節のように動きの限られた関節もあれば、肩関節や股関節のように多方向に動く関節もあります。

また自分の力で動かせる範囲と他から力を加えられて動く範囲があります。

ただし、可動域は関節を取り巻く筋肉の柔軟性によって影響されます。
その為、筋肉の柔軟性が低かったり、筋の損傷や疲労がある場合は、可動域が制限されてしまいます(涙)

可動域に左右差があったり、近い関節と比べてある部分の可動域が小さい場合、可動域の大きい関節に負担が集中し、障害が発生しやすくなる場合があります。

関節角度により変わる筋力

関節が動く範囲の中でも、その関節角度により発揮できる筋力は違ってきます。

基本、関節をある程度 屈曲させた状態が最大に筋力を発揮しやすく、そこから離れれば筋力は低下する傾向になっています。

上記文面を理解することにより、競技毎に どのようなトレーニングをするべきか?を考えてみましょう♪

例えば球技…

球技などの場合、常に関節がベストの角度を保てるわけではありません。
そのような場合は、筋力トレの際に、最大筋力が発揮できる角度を広げる事にも意識を傾けることにより、より実践で生かせる筋力が鍛えられると思います。

■関節角度により変わる筋力
関節角度により変わる筋力
まとめ

・可動域とは関節などが最大限に動く範囲のこと
・可動域は筋肉の柔軟性により影響を受ける
可動域のバランスが悪かったり、範囲が小さい場合は他の関節に負担が
 かかり、障害が発生する可能性がある
・関節角により発揮できる筋力が異なる。


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